個人でも使えるCDNサービスの比較

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たとえ海外にサーバを置いていたとしても、CDN(Content Delivery Network:コンテンツデリバリーネットワーク)を使えば実用に耐えるサイトレスポンスになる。JavaScriptファイルや画像ファイルが多いサイトほど、その速度向上は劇的だ。1ページで96回のHTTPリクエストを発行するページを Amazon EC2 のアメリカのインスタンスで動かしたとき、ページのロードに平均で15秒かかっていた。それがCloudFront との併用で3秒強にまで短縮されたことがある。人間が我慢できるのは2-3秒といわれているから、かろうじて合格といったところだ。ページを構成するファイル数を減らす方が先なのだが、すぐに対処できない場合は、このように CDN を使う回避策もある。

Akamai は CDN の代表格だが、大企業向けで敷居が高い。ここでは、クレジットカードさえあれば個人でも手軽に使い始められるCDNサービスを集めた。

Amazon CloudFront
使った分だけ支払えばよいので、個人ブログなどの超小規模サイトにも使いやすい。Amazon EC2 と組み合わせるなら、これが最も使いやすい。2009年9月現在、HTTPS には対応していないが、対応したいという思いはある
SimpleCDN
CloudFront のクローン。こちらも使った分だけ課金される。最短6時間のエッジノードのキャッシュ破棄期限を設定可能。CluodFront は 24時間。2009年11月現在、Asia にはエッジを置いていないが、置く予定はある。HTTPS に対応している。
CacheFly
3つの定額プランから選択する。2009年11月現在、最下位プランで月額$15。東京にもエッジノードがある。

比較検討してみたものの、Amazon EC2 を利用している身としては、いまのところ CloudFront 以外に乗り換えるほどの動機はない。