Building Social Web Applications (Gavin Bell)

Building Social Web Applications

ソーシャルウェブに関わる全ての人へ

ソーシャルウェブを作る前に、まずは本書の一読をお勧めする。コンシューマ向けサイトをつくるときに、ユーザ生成コンテンツ(User Generated Content)を取り入れることは当たり前になった。ユーザのプロフィールページ、記事へのコメント、レビューの投稿、5つ星による評価、ブックマーク、タグ付け。これらはみなユーザー生成コンテンツだ。このユーザ生成コンテンツをソーシャルオブジェクトとしてサイトの中核に据え、ソーシャルオブジェクトを媒介してユーザ同士をつなぐとソーシャルウェブになる。

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ホームプレナー(在宅起業家)が増えている

アメリカで在宅起業家(homepreneur ホームプレナー)が増えているという。アメリカのビジネスの半数以上は自宅で営まれている。2009年現在、ホームプレナーは推定660万人で、自分を含めて平均2人を雇用している。つまり、在宅起業家は1300万人の雇用を生み出している。ベンチャーキャピタルが出資する企業の雇用数は2008年で1210万人だから、VC に匹敵する雇用市場ということになる。そしてこの値は、民間企業の雇用者のうち10人に1人はホームプレナーによる雇用であることを意味する。

個人事業主という枠内で見ると、売上高と純利益はオフィスを構える事業者より劣るものの、売上高純利益率ではオフィス無しの事業者の方が優れている。これはもちろん、オフィスの固定費がかからないためだ。オフィスを構える個人事業主の黒字率は21%であるのに対して、ホームプレナーは36%。そしてオフィスなしの起業はコスト負担を軽くするだけでなく、働く場所の自由度も上げる。

森美術館館長 南條史生が語るビジネス・パーソンへすすめる現代アート入門

先日、森美術館のアイウェイウェイ展に行ってきた。アイウェイウェイは、北京オリンピックのスタジアム「鳥の巣」の原案をつくったことでも知られる、現代の中国を代表するアーティストだ。漢字で書くと「艾未未」。名前がかわいらしく響くので女性だと勘違いする人もいるが、熊のような容貌だ。

行ってはみたものの、何が面白いのか、さっぱり理解できなかった。1メートル四方で重さ1トンのプーアル茶の立方体、何十台かの自転車をつなげて作った円筒形の巨大なオブジェ、直径1mの器に盛られた大量の真珠。ゴッホの絵だったら、絵心のない自分にも何かしら感じられることがあると思うのだが、この現代美術というやつは、どういう視点でみて、何を思えばよいのか、まったくわからない。

そのことが心の片隅で小さくくすぶり続けていたのか、森美術館館長が直々に「現代アート入門」なるセミナーを開くというので、出かけてきた。場所は六本木ヒルズ49Fのアカデミーヒルズ。

なぜ人を殺してはいけないのか?

人を殺してはいけないというのは、いまの日本に生きる自分には当然のことなのだが、あえてその理由を考えてみる。

罪になるからいけない
では罪にならないならばいいのだろうか。例えば織田信長が意に沿わぬ家臣を切り捨てても罪にはならない。確かに現在の日本の法律ではいけないこととされているけど、いつどの時代でも、どの地域でも成り立つことではない。仇討ちが美徳とされる状況だって、存在した。

自分がされて嫌なことは、してなならない
もちろん、自分が死ぬのは嫌だ。殺さないで欲しい。でもだからといって、それを他の人にしてはならない理由にはならない。当人に隠れて中傷をするといった行為は、日常的にみられる。自分がされて嫌なことをしている人は、たくさんいる。

弱者の自己防衛のため
人を自由に殺しても構わないという決まりで世の中が動いているとする。ムカついたら相手を殺しちゃえばいい。でも、自分もいつ殺されるかわからない。たとえば、内戦で政府の力が衰えた国では、無法地帯と呼ばれる場所が存在する。昔の商人は、高額の商品や金銭を運ぶ際の危険を軽減するために用心棒を雇って武装することもあった。人を殺してはいけないという決まりをつくれば、弱者たる自分の身を守ることができる。

オーケストラ・エレティール 第40回定期演奏会

そのとき、ソロヴァイオリンが止まった。

2曲目のハチャトゥリアン ヴァイオリン協奏曲の第一楽章の途中、ヴァイオリンソロを弾いていた宮川正雪氏の弓が止まった。数秒の間の後、弾きなおす宮川氏。だがまた止まる。このパートを弾き終えないと、オーケストラ全体が前に進めない。誰も手助けできない。指揮者の新田ユリ氏はじっと待つ。80名ほどの団員も動かない。すみだトリフォニーホール大ホールの1800席を埋める観客も、固唾を呑んで見守っている。微動だにできない緊張感。2回、3回弾きなおしても、やはり止まる。誰も手を差し伸べることができない。指揮者も、団員も、そして観客も。オーケストラでソロを弾くということの重責を初めて知った。指揮者の新田氏が宮川氏に楽譜を見せながら、一瞬の打ち合わせをする。2、3秒ほどだろうか。それでも、先へ進めない。

カフェと喫茶店の違い

  • カフェはオープンで明るい。喫茶店は外から店内がよく見えず、薄暗い。
  • カフェはレジで注文して自分で席まで運ぶ。喫茶店は席まで注文を取りに来てくれる。
  • カフェは分煙されている。喫茶店は愛煙家に優しい。
  • カフェは1990年代に登場した。喫茶店は1950年代に登場した。
  • カフェにはラテがある。喫茶店にはない。
  • カフェはサンドイッチやクッキー、スコーンを置いている。喫茶店はトーストやパスタ、ピラフを置いている。
  • カフェには若い女性がいる。喫茶店には中年の男性がいる。
  • カフェは大資本が多店舗展開している。喫茶店は自営業が多い。
  • こだわりのコーヒーを出す店があるとしたら、それは喫茶店だろう。カフェのスペシャルティコーヒーは、こだわりの固まりというほどのものではない。
  • 店員が若くて、少なくとも表面上は愛想がいいのはカフェ。中年、壮年の店主一人または奥さんなど少数の店員がいるのは喫茶店だが、カフェよりは接客態度とその内面に違いがない。

MediaWiki をブログに使うと

Mediawiki は、Wikipedia で使われていることからもわかるように、高機能で、大規模利用にも耐えられる素晴らしいソフトウェアだ。extension を使えばブログにもなる。基本的な操作やアーキテクチャには一貫性があって、慣れれば使いやすい。

ブログとして使う場合、難点がいくつかある。まず、ページ(記事)のタイトル文字に制限があること。例えば、ブログ用の extension である Wikilog を使う場合、ブログの記事名に「/ (スラッシュ)」が使えない。このことを知っていれば、単に避ければいいだけなのだが、他のブログから過去の記事を引っ越すときに、「/tmp を含めない方法」というようなタイトルの記事があったため、この制限に引っかかった。あとは、同じ名前の記事が書けないことか。これについては、同じ名前の記事を何度も書くような、一般的すぎるタイトルは悪であると思うようにするとか、同じ話題について書くときは連番を振るといった対応で済ませることができる。同じく Wikilog を使う場合、トラックバックを受けることもできない。

愛を読むひと

舞台は戦後すぐのドイツ。当時15歳の少年マイケルは、その年の夏、20歳年上の女性ハンナと関係をもつ。ハンナは少年に本を朗読することを求めた。いつしか、行為の前にベッドの上で本を読み聞かせるようになる。

ある日いつものようにハンナの部屋を訪ねると、部屋はもぬけの空。職場での出来事が原因で、彼女はいずこかへ去っていた。何もない部屋で、しばらくの間たたずむマイケル。

数年後、マイケルはロースクールの生徒として傍聴した裁判で、戦時中に犯した罪によって裁かれようとしているハンナを発見する。当時の仲間によって主犯格に仕立てあげられるハンナ。彼女は、その正直さゆえに、自分の立場を悪くしていた。主犯格ではありえないことを知っていながら、何もできないマイケル。それは彼女を気遣ってのことなのか。そして彼女は、重い刑を宣告される。

それから長い時間がたつ。実家に立ち寄った際に、ハンナのために自分ができることを発見するマイケル。ハンナへの愛情とともに、それは償いでもあるのだろう。希望を見いだすハンナ。しかし彼女は、マイケルが自分のことを受け止めきれないことを感じ取った。

監督
スティーブン・ダルドリー(Stephen Daldry)
脚本
デビット・ヘア(David Hare)
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剣岳 点の記 (つるぎだけ てんのき)

明治40年(西暦1907年)に陸軍測量部は人跡未踏の険しい山、剣岳に測量用の三角点を設けた。日露戦争に勝利した日本ではあったが、新たにフランスと結んだロシアは、虎視眈々と日本を狙っていた。陸軍測量部は、国土保全のため、正確な日本地図をつくることを使命としていた。

測量官は、一度出張にでると、半年も戻らないことがめずらしくなかった。人跡未踏の山奥に分け入り、測量に適した三角点設置場所を決め、建設資材と測量機材を運んで三角点とやぐらを設置する。

大正時代に始まった近代的な国土の測量は、三角点を結んだ三角網によってなされる。それ以前の地図といえば、伊能忠敬がつくったものしか存在しなかった。三角点には、石でできた標石を埋める。一等三角点を結んだ、一辺数十キロの三角形を張り巡らせたものが一等三角網。さらに細かく二等三角点を設置し、精度を高めたものが二等三角網、そして数キロ単位で設置したものが三等三角網。当時、二等三角網はすでに完成していた。これは、20万分の1の地図を発行できることを意味する。5万分の1の地図を発行するために、三等三角網の空白地帯を埋めることが急務であった。

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Language Implementation Patterns (Terence Parr)

Language Implementation Patterns: Create Your Own Domain-specific and General Programming Languages

言語アプリケーションには、簡単なものから、手を焼くほどに複雑なものまである。人間が扱える程度にまで、処理を細かくコンポーネント化する必要がある。まず、リーダーが入力を認識してIR(Intermidiate Representation)を構築する。これ以降のアプリケーションは、このIRを処理の対象とする。中間ステージの処理群は、入力が何を意味するのかを理解するための、セマンティックアナライザである。処理の最終ステージは、IRと中間ステージで学んだことにもとづいて出力するジェネレーターである。

言語アプリケーションを4つに分類する。リーダーは、1つ以上の入力ストリームからデータ構造を構築する。入力はテキストであることが多いが、バイナリもありうる。ジェネレーターは、内部に保持するデータ構造から出力を生成する。トランスレーター(リライター)は、テキストまたはバイナリの入力から、何らかの出力を生成する。これはリーダーとジェネレーターの組み合わせである。インタプリターは、命令を読み込んで解釈、実行する。単純な計算機やPOPプロトコルのサーバーから、Java、Rubyのようなプログラミング言語まで、範囲は広い。

処理の概要

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